-
ベランダの鳩対策!私が試した嫌がるものリスト
我が家のベランダが鳩の休憩所と化してしまったのは、数年前のこと。最初は一羽、二羽だったのが、気づけば数羽が毎日やってきて、手すりや室外機の上でくつろぎ、そして置き土産(フン!)をしていくようになりました。もう我慢ならない!と、私が試した「鳩が嫌がるもの」の奮闘記をお話しします。まず手を出したのは、一番手軽そうな「CDぶら下げ作戦」。使わなくなったCDを数枚、物干し竿に吊るしてみました。太陽の光を反射してキラキラ光るのが効くはず!と期待したのですが…効果は最初の数日だけ。鳩たちはすぐに慣れてしまい、CDの隣で平然と毛づくろいをする始末。次に試したのは「フクロウの置物」。鳩の天敵である猛禽類の姿で威嚇しようという魂胆です。リアルな置物を買ってきてベランダの隅に設置。これも最初のうちは効果があったように見えましたが、数週間もすると、賢い鳩たちはそれが動かない置物であることを見抜き、フクロウの頭の上にとまるという、なんともシュールな光景が繰り広げられました。匂いで撃退しようと「ハーブ系の忌避スプレー」も使ってみました。レモングラスやミントの香りが配合されたもので、人間には爽やかな香りですが、鳩は嫌がるはず…と、手すりや室外機周りにシュッシュッ。確かにスプレーした直後は寄り付かないのですが、効果が長続きせず、雨が降るとすぐに流れてしまうのが難点でした。結局、色々と試行錯誤した結果、我が家で一番効果があったのは「物理的な対策」でした。手すりの上に細いテグス(釣り糸)を数本、ピンと張ってみたのです。鳩が止まろうとしても、足元のテグスが不安定で邪魔になるらしく、次第に寄り付かなくなりました。最終的には、ベランダ全体に防鳥ネットを設置することで、完全に鳩の侵入を防ぐことができ、ようやく平和が訪れました。私の経験から言えるのは、「鳩が嫌がるもの」は一つだけでは限界があるということ。鳩のしつこさと学習能力を侮ってはいけません。根気強く、複数の方法を試すことが大切だと痛感しました。